この記事は「いつも価格競争に巻き込まれて損切りしているな」と感じている人には参考になるかもしれません。
✔この記事を読むとどうなるか
実際に僕自身が販売時に心掛けていることをお伝えします。
毎月の利益率が低いと感じている人は改善できるかもしれません。
✔この記事の信頼性
この記事を書いているぼくは、せどりに出会い18年間勤めた会社を退社しました。
せどりを始める際に用意できた資金は3万円でした。
その3万円を複利で増やして長野という田舎に住みながら電脳・店舗仕入れを駆使して現在はせどりの収益メインで生活をしています。
この記事は3分くらいで読むことができます。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
せどり初心者さん向け 高値売りのコツについて徹底解説!
今回は、高値売りのコツについて解説をします。
前提条件として利益率・ROIについては知識を身に付けておかなければなりません。
ちょっと違いが分からないな、という場合はこちらをまずはご覧ください。
損切りになってしまう原因
ぼくが実体験で損切りをしたケースについて考えてみますと、
- 全国展開している店舗で一斉セール品を仕入れた場合(イオンなど)
- 電脳でせどらーが狙っているセール品を仕入れた場合(楽天スーパーDEALなど)
- そもそもkeepaによる仕入れ判断がうまくできていない場合
このような項目になります。
上記❶❷の理由で損切りになるケースですが、ほとんどは出品者増→カート価格より1円下げて出品→さらに競合が1円下げて出品→
このように負のスパイラルが働いてしまいまい価格が暴落します。
損切りしないための考え方
ぼく自身が心がけている損切りしないため考え方についてお伝えします。
こちらの商品で解説します。
7月1日頃の出品者数は20名ほどで価格は83000円ほどでした。
そこから急激に出品者数は増えて価格は一気に72000円ほどまで急落しています。
このようなセール商品はせどらーが群がって結果的に狼狽売りになります。
このような時に、ぼくは次の3つの対応をするようにしています。
- 商品到着後、即出品
- 値段が戻るまで待つ
- 高ランキングはむしろ少し高めに設定
順に説明します。
商品到着後、即出品
特に初心者さんに多いですが、
「FBA倉庫への送料がもったいないので、ある程度商品が溜まってから納品します」
これは絶対にNGです。
廃盤のおもちゃや家電でない限り、まず値上がりはしませんしむしろ値下がりします。
ですので、わずかな商品でも必ず手元に商品が届いたらFBA倉庫へ納品をしましょう。
最近はFBA倉庫の受領が非常に時間がかかっていますので、高額な商品や全国一斉セールで仕入れた物などは手元に届き次第「自己発送」で出品するのも一つの手です。
値段が戻るまで待つ
先ほどの商品を例にしますと、一時的に出品者数が増えて価格が下がっていますが、その後出品者数は減り、価格は上昇傾向にあります。
最大で100人前後まで増えましたが、現在はその半分ほどになっています。
今後さらに出品者が減れば7月1日の83000円近くの価格まで戻ってくると思います。
ある程度、予測して順調に出品者数が減少しているなら値段が戻るまで待ちましょう。
とはいえ、仕入れをクレカで行っていると思いますのでクレカの支払いができないということにならないようにしなければなりません。
副業の方なら会社の給料がありますので、一時的に給料でクレカの支払いをしてしまうのもありです。
安く仕入れできないかチェックする
基本的にぼくは価格が戻るまで待つスタンスですが、同時に安く販売しているサイトがないか確認を行います。
例えば、先ほどの商品を7月1日頃にネットショップのセールで70000円で仕入れたとします。
その時点では利益が出ると思っていても同じ商品を何人も見ていますので当然飽和します。
そこで飽和した時に、まだこの商品が70000円で仕入れが出来るかどうかを調べます。
その結果、未だに70000円で仕入れることができる=今後も出品者数は減らないので価格上昇は見込めない→損切りしてでも資金回収
ネットショップのセール終了後、販売価格が70000円から80000円に価格が上がっていた、もしくはAmazon以外のネットショップの在庫が切れている=今後、出品者数は減って価格は上昇するだろう→安売りせずに利益の出る価格で出品する
このようにリサーチをしています。
ただし、確認できるのはネットショップの在庫だけになりますので、店舗でセールをしていた場合はこの方法が通じない場合があります。
ですが、今までの経験上、ぼく自身がこのリサーチ方法で高値販売ができていますので参考にしてみてください。
高ランキングはむしろ少し高めに設定
こちらの商品をご覧ください。
1年間表示にしてあります。
昨年12月頃、全国的にセールをしていた為、出品者数は500名近くまで増え価格は暴落しました。
PS4の様に非常に人気がある商品でさえも500人まで増えた時に狼狽売りする人がいます。
正直、それはもったいないですね。
昨年11月以降は徐々に出品者数は減少し、価格は上昇しています。
6月には50000円に届きそうでしたが、また全国的にセールを行ったことで狼狽売りが発生しました。
その後、再度出品者数は減少し50000円を目指す動きをしています。
ぼくは、この様な商品を仕入れることが出来たら、FBAカート価格ではなく、それより若干高値で出品をしています。
今回はPS4で解説しましたが、家電・ヘルビ・おもちゃなども回転が良い商品ならFBAカート価格以上で出品しています。
例えば、先ほどのPS4の現在のカート価格は46450円ですが、今これを仕入れできたとしたら49800円ほどで出品します。
今回のPS4の様に売れ行きの良い商品をカート価格で売ることはもったいないです。
慣れないうちは、「FBAカート価格以上で値つけしても売れないのでは」とか「販売までに時間かかりそうだな」と思うかもしれませんが、以外にも高値で売れることもありますので、高ランキングの商品に限っては少し高めに出品してみることも試してみてください。
せどりを継続する上で注意しなければならないこと
せどりを継続する上で、注意してほしいことがいくつかあります。
これらのことが意識できないとせどりをしてもお金が増えている実感はないと思います。
経費を正確に把握する
せどりを継続していくには毎月経費がかかります。
商品はどんどん回転させなければなりませんが、安易に損切りや安値で販売を続けていくと経費を支払うと月の収支が赤字になってしまうこともあります。
月の固定費がいくらくらい支払っているのか把握することは重要です。
Amazon大口出品費用・送料・店舗仕入れの場合はガソリン代・高速ETC代・インターネット回線代・スマホ代などなど洗い出してみると結構な費用がかかります。
寝かせは資金が出来てから
おもちゃやLEGOの寝かせ(価格が上昇するまで倉庫などに商品を保管すること)が流行っていますが、初心者さんは寝かせより資金を回すようにしましょう。
もし、寝かせをしたいのであれば物販である程度の実績を出して融資受けてからがオススメです。
融資を受けることが難しい場合でどうしても寝かせをしたい、という場合は毎月の利益から無理のない分だけを寝かせに投資していくと良いでしょう。
例えば月の純利益(粗利から経費などを引いたもの)が10万円あったとすればそのうちの2万円ほどを寝かせ商品の購入に使うという感じです。
利益や在庫の把握をしよう
セラーセントラル上の情報をエクセルなどに入力して利益計算をしている人がいますが、できれば費用はかかりますが価格改定ツールを導入して管理をした方が良いです。
商品カテゴリーによっても手数料が違ったりしますので、手動計算は無理だと思います。
価格改定ツールでできることは資金管理だけではなく、在庫管理、電脳仕入れ、価格改定などの機能も揃っています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「見込み利益はかなりあるはずなのに現金がない」このようなケースは非常に多いです。
在庫が増えていることでキャッシュフローが悪くなりますので、必ず利益と在庫は定期的にチェックしていきましょう。
まとめ
高値売りのコツについて解説をしました。
せどりは再現性の高いビジネスではありますが、安易な値引きなどで簡単に価格崩壊が起きてしまいます。
その結果、「せどりは儲からない」とやめてしまう人が多いです。
少しでも高く販売することを意識してみることで今までと同様のせどりをしていても利益率が変わってきますので、今回の記事を参考にしてみてください。
最後に今回ご紹介しました関連記事をもう一度掲載します。
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せどり始めて間もない方と話すと色々な事に気がつきます✨
という訳で、お悩みを記事にしてみたいと思います。
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それでは、また!
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