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今回は、せどりで重要な指標の一つ 利益率とROIについて解説をしていきます。
せどりをしている人で、利益を考えずに月商だけを目標に取り組む人はいませんよね。
しかし、利益計算がうまく出来ていない若しくは仕入れの段階で勘違いしてしまっている人もいますので、注意が必要です。
この記事は「経費を支払うと利益が残らない」と思っている人は参考になると思います。
利益率とROIがそれぞれがどのような特徴があるのか把握することでしっかり手元にお金を残すことが出来ます。
それでは見ていきましょう。
せどりで重要なのは利益率?ROI?
それぞれの特徴について解説をしていきます。
利益率とは
利益率は次の式で計算します。
利益率 = 利益額/販売価格 × 100
セドリストプレミアムの画面(赤枠)ではROIが表示されています。
赤枠の18%を見て「利益率18%の商品」と勘違いしている人が多いです。
この数字(ROI)は利益額を仕入れ値で割ったものになります。
実際にこの商品の利益率を計算してみます。
想定販売価格 11,239円
想定粗利 1,318円
1,318円÷11,239円=利益率は 11.7%となります。
ROIとは
ROI = Return on Investment
投下資本に対する利益率になります。
ROIは次の式で計算します。
ROI = 利益額/仕入価格 × 100
上の商品でROIについて検討してみます。
想定粗利 1,318円/仕入れ金額7,500円×100=17.5%
1か月終えてみて、なぜか利益率が悪いと感じている人は、仕入れの段階で利益率とROIを間違えて仕入れしている可能性がありますので、注意をしてください。
利益を残すためにはどちらがより重要か
利益率とROIのどちらを意識しても良いです。ただし、どちらも参考程度にして下さい。
各々、ぼく自身の経験からメリットとデメリットを説明します。
利益率を意識する
メリット:
仕入れの段階では売価が未定のため、正確な利益率は計算できませんが、1ヶ月終わった段階でその月の仕入れがどうだったのか見返す指標になります。
想定売価に対して利益率20%と基準を定め、その利益率以下は仕入れない、と決めてこれを守った場合、月で締めた段階で一定の利益はしっかり残るでしょう。
デメリット:
新品or中古など狙うジャンルにもよりますが、利益率を求めすぎると仕入れ出来る商品数は少なくなります。
例えば仕入れ基準を利益率20%とした場合、それ以下の商品は仕入れ出来なくなってしまいます。
つまり、利益率を追い求めると仕入れ量が減ることで結果的に利益額は減ることになります。
ROIを意識する
メリット:
仕入れ資金に対して利益額を比べるので、例えば1万円仕入れに対して1000円の利益が見込めるとすると、視覚的に1万円が11000円に増えると言うことが分かります。
つまり、資金が10万円あり、2万円の利益を得たいとした場合、ROIは20%を基準に仕入れをすれば良いと言うことになります。
先ほどのセドリストプレミアムの赤枠を常に意識さえすれば目標とする利益金額を得ることにつながります。
デメリット:
こちらも利益率と同様に仕入れ基準を決めると、それ以下の数字であると仕入れをしないことになるので、仕入れの機会を逃す可能性があります。
せどりで、重要なのは利益額です。
僕は、この2つの指標はあくまでも利益額を追求するための指標程度に捉えています。
その上で、利益率とROIどちらをより重要視するかと言えばROIを重要視しています。
理由は上記ROIのメリットで書いたとおりです。
10,000円仕入れで1,000円の見込み利益であれば、利益率ベースで月利20%を目指すのであれば仕入れ対象では有りませんが、商品の回転が良いものであればぼくは積極的に仕入れします。
まとめ
以上、利益率とROIについて解説をしました。
なぜか月締めの利益率を見てみるとせどりすとプレミアムの仕入れ段階と比べて低い数値になってしまうと言う人は、そもそも比較する値が違うかもしれません。
利益率・ROIのどちらで利益金額を管理しても良いですが、資金管理は非常に重要ですので出来るだけ高ROIの商品を仕入れていきましょう。
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それでは、また!
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