先日、Twitterからこのようなお悩みをいただきました。
値崩れが起きるのを見切れなかったり、相乗りで価格競争になってしまって利益率を落としてしまっています。。
この件について僕なりの対処法や心掛けていることなどを解説していきます。
✔この記事を読むとどうなるか
実際に僕自身が心掛けていることをお伝えしますので、値引き合戦に巻き込まれることは減ると思います。
また、巻き込まれた時の対処法についても解説します。
✔この記事の信頼性
この記事を書いているぼくは、せどりに出会い18年間勤めた会社を退社しました。
せどりを始める際に用意できた資金は3万円でした。
その3万円を複利で増やして長野という田舎に住みながら電脳・店舗仕入れを駆使して現在はせどりの収益メインで生活をしています。
Contents
せどりのお悩み 値崩れに対応について
今回のご質問を2つに分けて検討してみます。
「値崩れが起きるのを見切れなかった」
今回のご質問は、値崩れが起きることが見切れなかったとのことですが、これを見切るのは簡単ではありません。
ですが、注意することである程度防ぐこともできます。
先日このようなツイートをしました。
いい感じでさらに下がって来ました^_^
昨日のモノレートユーザー数も増えているので、イオンでまた安売りしていたようですね😊
ということはまだ下がる。
こんな商品をいくつか狙っておくと縦積みできるのでオススメです。 https://t.co/koR77mNOnS
— おかっちょ@せどり✖︎ブログ✖︎YouTube (@okaccho_sedori) June 5, 2020
これは令和2年にイオンで大々的にセールが行われたときにツイートしたものです。
実際にこの商品の価格推移をKEEPAで見てみましょう。
セール開始前は5000円から6000円で販売できていましたが、セール後は一気に出品者数が増えて2000円まで価格が下落しています。
今回の商品は何かは明かせませんが、僕は実際にこの商品をイオンの店舗でリサーチしました。
価格を確認して、確かに利益は出るが全国的に実施しているセールでそれを仕入れるとあとで価格競争に巻き込まれることがわかっているのであえてこの商品を仕入れませんでした。
つまり、今回の相談者さんのように全国的に開催しているセール会場で商品を仕入れてしまった場合、同様の価格の下落が起こりえます。
では、どうすれば回避できるか。
方法は2つあると思います。
目の前の利益商品を仕入れたい衝動を抑えて帰宅する
でも、目の前に利益商品があるのにこれでは悲しいですよね。
そこで仕入れをあきらめた商品を継続的にウォッチすることをお勧めします。
今回のツイートのように、かならず価格崩壊はおきますので、その時を狙ってアマゾンから刈り取れば良いのです。
特にアカウント開設して間もないセラーさんの場合、どうしても早期に売り切りたいために仕入れた価格以下でAmazonで販売することがあります。
そこを狙って刈り取りをすれば全国一律で開催されているセール会場で仕入れるよりかなり低リスクで仕入れることができます。
もう一つの方法として
セール初日に仕入れをして価格崩壊が起きる前に売り切る
時間との勝負になります。
今回のような商品なら、セール初日に仕入れてその日のうちにFBA納品を行うことで他のセラーの価格競争に巻き込まれることなく高値で売り抜くことが出来ます。
次の質問に移ります。
「相乗りで価格競争になってしまって利益率を落としてしまっています。」
まさに今回のイオンで仕入れた商品と同様のケースですね。
いくつか考え方がありますので解説します。
・資金と相談して販売時期を考える
近所の個人商店のセールであれば別ですが、全国的にセールが行われている場合、ある程度の価格の下落は想像が出来ます。
この場合の考え方の一つとしてご自身の資金と相談して販売タイミングを検討することも出来ます。
つまり今回仕入れた商品の仕入れ価格が、今後の仕入れ資金を圧迫しないならしばらく寝かせて価格が戻るのを待つことも良いです。
この考え方は後ほど解説します思考停止で価格が下落前に戻ることを待つ場合とは異なります。
価格が戻らない場合や、次回の仕入れ資金が足りないとなった場合には即損切りをします。
・自己ルールに沿って損切りをする
次は、自己ルールに沿って損切りする方法です。
つまり仕入れの段階で、
「仕入れ資金を割り込むようなら損切りする」
もしくは、
「損益分岐点を割ったら(損も得もしないライン)そこで売り切る」
と決めておくことです。
また、僕が個人的に一番良いと思っているのは、どんな商品でも出品してから2週間でかならず売り切るという方法です。
2週間で売り切る根拠はこちらの記事で紹介していますのでご確認ください。
・思考停止で価格が下落前に戻ることを待つ
一番あかんパターンです。
結果的に時間が経つと価格は戻るかも知れませんが、それが戦略的でなく「損切りしなくない」という願望からくるものではいけません。
この思考だと、どんどん値下がってしまってもいつか元の値段に戻るのでは無いかと期待してしまい、結果的にいつまで経っても損切りができなくなってしまいます。
今回はイオンのセールを例に挙げましたが、イオンのような大手でさえ損切りセールを行うのです。
上手に損切りができないと不良在庫が残ってしまうだけですので、上手な損切りを心がけてください。
まとめ
今回は、
「値崩れが起きるのを見切れなかったり、相乗りで価格競争になってしまって利益率を落としてしまっています。。」
というお悩みについて僕なりの見解をお伝えしました。
僕なりの最適解は、
・全国的に実施するセール時は仕入れたい気持ちを我慢してどの商品がセール価格で販売されているかリスト化し、それがAmazonで値下がって来たときに刈り取る。
・自己ルールを決めて、そのルールに沿って損切りを行う。
このようになります。
どんなにベテランのセラーでもある程度の損切りは発生します。
せどり資金がまだ心もとない場合は、自己ルールに沿って損切りを決行してください。
今回の記事が参考になれば幸いです。
「こんなことで悩んでいる」「いろんなブログを見たが解決しない」というお悩みがありましたらTwitterからDMをください。
参考にさせていただき、記事にできる内容のものは対応いたします。
採用させていただきましたご質問者様には30分の個別ズームをさせていただきますのでお悩み解決に僕を活用ください。
それでは、また!
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