今回は令和3年10月13日に展示会に行ってきましたので、その内容について記事にします。
結果的には、会場で仕入れることも出来ましたし、新たに数社と取引することができました。
展示会にはどんどん参加すると良いです。
✔この記事を読むとどうなるか
この記事を読むと、展示会というものがどのようなものであるかということが理解できます。
また、実際に交渉の過程をお伝えしますので、これから展示会に行ってみたいという人には参考になります。
✔この記事の信頼性
この記事を書いているぼくは、せどりに出会い18年間勤めた会社を退社しました。
せどりを始める際に用意できた資金は3万円でした。
その3万円を複利で増やして長野という田舎に住みながら電脳・店舗仕入れを駆使して現在はせどりで法人化して生活をしています。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
展示会で取引先開拓をしてみよう。取引開始の進め方など解説します
今回、ぼくが参加した展示会は幕張メッセで行われた第15回 【国際】 ガーデン EXPO になります。
当日会場からこのツイートをしました。
幕張メッセで仕事しています✨
数社と取引できることになったのでかなり成果あり😊
メーカー直の取引は良い関係築く価値ありです。
敷居高く感じるかもですが意外に簡単に取引してくれますよ〜😊 pic.twitter.com/SrrNKUA1Ll
— おかっちょ (@okaccho_sedori) October 13, 2021
今回展示会を訪れた目的は「取引先の新規開拓」です。
新規開拓を積極的に行ってみよう
あなたは仕入れ先に困ったことはありませんか。
もし困ったことがないということなら取引先の新規開拓をする必要はありません。
ただ、そうではない人がほとんどだと思います。
取引先の新規開拓はぼく自身毎日取り組んでいますが、非常に効率悪く感じてしまいます。
メールや、電話をしても基本的にはすぐに取引OKとなるケースはまれです。
それでも日々取引できる企業を増やすことができれば在庫補充のみで売り上げは伸びていきます。
新規開拓は積極的に行っていきましょう。
取引開始の進め方
ぼくの方法が正解ということはありませんが、今までもこの方法で何社とも取引をさせてもらってきました。
名刺を持参する
展示会に新商品を見に行くことが目的であれば必要ありませんが、新規開拓をするのであれば名刺は必ず持参してください。
ぼくは法人の名刺を持参しました。
メーカーの中には個人事業主と取引をしてくれないところもありますが、気にせずご自身のECサイトの屋号でも良いので名刺を持参してください。
名刺には氏名・住所・電話番号・Eメールアドレスが記載されていると良いです。
名刺がないというからは、ぼくはいつも「ラクスル」で発注をしていますので参考にしてみてください。
大手をあえて避ける
今回の展示会には誰もが知っている大手が何社も出店していました。
(会場案内図が会場入り口に用意されていました。今回の展示会は有料であったため、モザイク処理をしております。)
大手と契約ができれば仕入れの幅は一気に広がると思いますが、その分競合も多く、ライバルもまた大手となりますので、新規に取引が開始できても仕入れできる商品は少ない場合がほとんどです。
またぼくの肌感覚ですが、大手はECサイトだけの出品者に対しては少し敬遠していると思われます。実店舗+自社ECサイトをお持ちなら大手へ積極的にコンタクトされると良いでしょう。
ニッチな市場を攻める
展示会に行くと、「これどうやって使うの?」「これカッコいい!」「これって便利だな!」と思う商品に出会えることが多いです。
大手の定番商品はなかなか参入の余地がありませんので、まだ知名度がそれほどない新商品などを狙ってみるのも一つの手です。
また、何気なく会話したメーカーの商品が実はAmazonなどのECサイトで爆売れしていたというケースが何回もありました。
中にはランキング1位という商品もありました。
「この商品は売れないだろう」という先入観は持たずに色々な商品に触れると良いです。
最初は利益は二の次
当日このツイートをしました。
商談中です✨
メーカー直の取引はロット数や取引実績積み上げることでより安く仕入れができる
最初はとにかく取引してみることをオヌヌメしています(大損してまで取引することは無いけどw)
この取引は回転・利益ともに良き😊 pic.twitter.com/0NqCU8rlwW
— おかっちょ (@okaccho_sedori) October 13, 2021
このメーカーとは、会場で今後の取引について契約書を取り交わしました。
ツイートの通りロット数や取引実績の積み上げで仕入れ単価が変わりますので、最初は損益分岐点くらいでもぼくは取引するようにしています。
まずは取引してもらい、しっかり売ってまた仕入れて、支払いをサクッと行う姿勢を見せることでお互い信頼関係が生まれて良い取引が出来るようになります。
とにかく勇気を持って話しかける
会場はかなりの人がいますので、話しかけるのにちゅうちょしてしまうかもしれません。
ですが名刺交換できなければ何も始まりませんのでまずは商品について説明をしてもらうと良いです。
一通り説明を聞いたあと、ECサイトで売れそうだなと思えば取引が可能かどうか質問してみてください。
実際に今回も、大手数社にECサイトでの取引はNGと断られましたが、大手以外は基本的に上代を守ってくれればどのECサイトへの出品もOKというところが多かったです。
展示会のメリット
とにかく多数の企業が出展されますので、色々な商品に触れることができます。
今まで扱ったことがないような商品や、最新の技術やサービスなども知ることができますので、仕入れだけではなく最新情報のインプットとしても展示会に参加するメリットはあると思っています。
メーカークレームや真贋の心配がない
これは非常にメリットとなります。
メーカーから直接仕入れができますので、取引について契約を結ぶことができれば商品の真贋調査が入った場合にも容易に回避できますし、製品不良があってもすぐに対応してもらうことが可能です。
展示会のデメリット
特にデメリットはありませんが、あえてあげるとすると入場料が有料の場合があるということです。
とは言え、良い取引先が見つかる可能性がありますので入場料を支払っても積極的に参加された方が良いでしょう。
ちなみに、今回の国際ガーデンEXPOでは入場料金は一人当たり5,000円でしたが、先行して申し込むことで無料で入場することができました。
こちらが当日の入場券です。
展示会での注意点
今回の幕張メッセでは、数百社という企業が出展をされました。
展示会に参加できる日程が数日間あるならじっくり話を聞いたりしても良いかと思いますが、1日しか参加できない場合、全てを回ろうと思うと1社に数分程度しか時間を割くことができません。
事前に目星をつけた企業があればじっくり話してみるのも良いですが、未知の商品に出会えることもありますのでできるだけ多くの企業担当者と話してみることをおすすめします。
今回は1日の参加でしたので、あえて大手には行かずに初めて聞くブランドや、展示されている商品に興味のある企業に絞って名刺交換をさせていただきました。
展示会の探し方
展示会の探し方について解説します。
JETRO(日本貿易振興機構)のホームページに展示会情報が掲載されています。
ぼくはいつもこのサイトで確認をしています。
その他にも会場のホームページなどでも確認することができます。
例えば今回訪れた幕張メッセのホームページにはイベントカレンダーがあります。
お近くの大きな会場で検索してみるのも良いですね。
その他にも、各種イベント情報をまとめてくれているサイトもありますので検索してみてください。
名刺交換だけで終わらせちゃもったいない
今回は20社ほどと名刺交換ができました。
せっかくいただいた名刺には即お礼のメールをすると良いです。
展示会からの帰りの電車の中でこのようなツイートをしました。
帰りの新幹線で展示会で名刺交換した方にお礼のメールをしています😊
人との繋がりはとても大事なので昔から印象に残るように即メールすることにしています✨
今までも僕はほんと人とのご縁で助けてもらうことが多かった🙇♂️ pic.twitter.com/37TtRlBhCW
— おかっちょ (@okaccho_sedori) October 13, 2021
ここでのメールは特に仕入れの話は出さずに名刺交換させていただいたことに対しても御礼にしています。
その後、会場でいただいた資料をもとにリサーチして見積もりを依頼するという流れです。
まとめ
展示会での取引開始の進め方などについて解説しました。
すでに会場では来年の出展申し込みを受け付けていました。
今年の1.5倍規模で開催するようですのでまた来年も参加したいと思います。
展示会はハードル高いと感じられるかも知れませんが、そのようなことはありません。
名刺交換して結果的に取引を断られても失うものはありませんので、取引できたらラッキーくらいの気持ちで積極的に名刺交換をしていきましょう。
これはぼくが言うことでもありませんが、どの企業も多額の費用をかけて商品開発してこのような展示会にも出展しています。
運よく取引ができたとしたら、メーカーの希望する上代(ECサイトで暗黙の了解で決まっている価格)を守るようにしましょう。
一つの店舗がわずかに値引きして販売すると相場は一気に崩れてしまい今まで出品していた店舗やメーカーにまで迷惑をかけることになってしまいます。
結果的にこのような商売をしている店舗は長くは取引してもらえないでしょう。
メーカーと販売店のどちらにもメリットがあるような取引をしたいですね。
最後にご案内です。
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