いつもブログをご覧いただきありがとうございます。おかっちょです。
今回は、FBAに納品した商品が何らかの理由で【販売不可在庫】に計上された場合の確認方法や返送手続きなどを解説していきます。
この作業を怠ると、販売も出来ない商品の月額保管料を徴収されたり、保管期間を過ぎて廃棄されてしまいます。
せどりを始めた当初、僕はこの確認方法を知らずに大量の商品を廃棄処分してしまった経緯があります。知らないうちに在庫が廃棄されてしまうことが無いよう、日々しっかり確認しておきましょう。
Contents
【FBA販売不可在庫】確認方法と返品・廃棄手続きについて解説します。
FBAを活用している人にとっては、【販売不可在庫の発生】は珍しくありません。特に、取扱点数が増えたり、月商がある程度になると、毎月発生します。
その都度、早期に対応することで余計な経費を抑えることが出来ます。
しっかり販売不可在庫の対処方法を身に付けていきましょう。
販売不可在庫の確認方法
まずは、販売不可在庫を確認する3つの方法について解説します。
メールで確認する方法
販売不可在庫が発生すると、Amazonから以下のメールが届きます。
このメールには、該当の商品FNSKUと数量が記載されています。
重要なのは、このメールを受け取ってから30日の間に返送の手続きをしないと、Amazon側で廃棄処分をされてしまいます。これが、高額な家電であれば非常に大きな損失になります。まずは、メールで日々販売不可在庫が発生していないか確認をしていきましょう。
なお、このメールでは、なぜその商品が販売不可となったのか記載はされていません。
セラーセントラルから確認する方法
セラーセントラルにログインして、【在庫】→【FBA在庫管理】へ進みます。
画面右の【販売不可】を選択します。
数字が入っている商品が【販売不可在庫】として計上されていることが確認できます。
この数字をクリックすると、販売不可在庫として計上された理由が表示されます。
「この商品」「すべての販売不可在庫」をクリックすると返送画面へ進むことが出来ます。
フルフィルメントから確認する方法
次に、フルフィルメントから確認する方法を解説します。
この方法で確認すると返品された理由が詳細に確認できますので、今回紹介した3つの方法のうちこちらを利用するのが良いと思います。
次に、左側のタブの中から「返品レポート」を選択します。
任意のレポート期間を設定し、【レポートを生成】をクリックします
すると、指定した期間内で発生した販売不可在庫一覧が表示されます。
「購入者の返品理由」をクリックすると、「お客様のコメント」が確認できます。
この方法が唯一、返品・販売不可在庫になった理由を確認する方法になります。
在庫商品の返送・所有権の放棄依頼について
在庫商品の返送・所有権の放棄依頼をする場合は、上記【セラーセントラルから確認する方法】の手順から行います。
画面右側に表示されている「返送/所有権の放棄依頼を作成」をクリックします。
商品の詳細が表示されますので、返送を希望する場合は【お届け先住所を入力】を選択します。廃棄を希望する場合は【廃棄】を選択し、右下の【続ける】をクリックします。
返送を希望する場合
右側の配送先を確認して、問題なければ【内容を確定】をクリックして作業を完了させてください。
廃棄を希望する場合
右上の依頼内容が【廃棄】になっていることを確認して、右下の【内容を確定】をクリックして作業を完了させてください。
販売不可在庫の理由を確認しましょう
これは、それほど多くないケースですが、販売不可在庫に計上されている商品が実は再販売できる状態にある場合がごく稀にあります。
実際にあったケースをご紹介します。
この商品が販売不可在庫に計上されていましたが、セラーセントラルへ問い合わせて商品確認をしてもらったところ、再販売可能と判断されました。
ですので、販売不可在庫に計上された理由は必ず確認して、再販売が可能かどうか、セラーセントラルに確認をしていきましょう。
販売不可在庫の自動返送について
手動で行う返送と廃棄の手続きについて解説をしてきました。
次に、返送手続きを自動で行うことが出来ますので解説します。
セラーセントラルに以下のように記載がされています。
(参照:Amazon セラーセントラル)
このように便利な機能がありますが、僕はこの設定をしていません。
理由は、そもそも返送してもらっても再販売できない商品は廃棄してもらった方が良いためです。それと、先述しましたが販売不可在庫に計上されている理由が不明で、セラーセントラルに問い合わせることで再販売可能となったケースが過去に何回かあった為です。
この設定は上記理由で僕はお勧めしませんが、このような設定も出来ます。
返送/所有権の放棄に関する手数料について
返送と所有権放棄の際に、Amazonが定める手数料がかかります。
こちらは2020年3月末までの手数料になります。
4月1日から以下の手数料に変更となります。
販売不可在庫は出品者の努力で減らすことは出来ません。ただ、このように見えない経費が掛かるという事は意識して仕入れをしていかなくてはいけません。
返品された商品の再販売について
販売不可になった原因にもよりますが、新品出品していた商品が返品になった場合、基本的には「中古で再出品」となります。
返品理由で、製品の故障や不具合と指摘された場合は、検品して問題なければAmazonへ再出品。不具合がある場合はハードオフなどの買取ショップへ持ち込むか、ヤフオクなどで「ジャンク品」として販売していきましょう。
新品で出品したものなので、ほとんどの場合製品に問題はありませんが、ここは商売を行うリスクの一つと割り切って、早期にフリマサイトなどで販売して現金に換えていきましょう。
くれぐれも、FBA倉庫に放置することはやめてくださいね。
売れない在庫にも在庫保管料がかかりますし、販売不可在庫に計上されてから30日で廃棄がされてしまいます。
まとめ
以上、【FBA販売不可在庫】確認方法と返品・廃棄手続きについて解説をしました。
感覚的にはなってしまいますが、新品の商品で今まで商品の問題(稼働しない・異音がするなどの理由)で返品になった半数以上は全く問題がありませんでした。
しっかり検品して再販売すれば損失も最小限に出来ますので、つい後回しになってしまいがちですが、サクッと再販売をしてしまいましょう。
また、今回は【販売不可在庫】の返品について解説しましたが、FBA倉庫に納品してから全く売れない商品についても定期的に見直して返品手続することをおススメします。
1つ当たりの商品に毎月在庫保管料かかかりますので、これも積みあがると大きな金額となり利益を圧迫します。
最初にもお伝えしましたが、販売不可在庫については出品者の努力で減らすことは難しいので、【発生して当たり前】という認識で発生後→即返送を心がけてくださいね。
それでは、また!
ツイッター・ユーチューブ・ライン@では、日々の仕入れやせどりに関する情報を発信しています。
良かったらご登録をお願いします。