✔この記事を読むとどうなるか
実際に専業でせどりに取り組んでいるぼく自身の経験を元に解説しますので、せどりや副業の知識が付きます。
✔この記事の信頼性
この記事を書いているぼくは、せどりに出会い18年間勤めた会社を退社しました。
せどりを始める際に用意できた資金は3万円でした。
その3万円を複利で増やして長野という田舎に住みながら電脳・店舗仕入れを駆使して現在はせどりの収益メインで生活をしています。
この記事は3分くらいで読むことができます。
ぜひ最後までご覧ください。
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Contents
Amazonの混合在庫のメリットとデメリットについて徹底解説します。
結論からお伝えします。
混合在庫にはメリット・デメリットがありますが、ぼくはAmazon混合在庫を使用するべきではないと思っています。
この記事では、混合在庫のメリット・デメリットも紹介してなぜぼくがAmazon混合在庫を勧めないかその理由について解説します。
混合在庫とは?
商品をAmazonのFBA倉庫に保管する場合、通常の保管方法とは別に混合による保管方法があります。
混合在庫商品は、同じ商品はひとまとめに管理されて、商品が購入されると購入者のお届け先に近いフルフィルメントセンターに保管されている在庫からお客様へ配送されるシステムとなっています。
保管のイメージはこのような感じです。
一つの箱に同一の商品がひとまとめに管理されていて、注文があるとこの中から1つを選んで配送するという流れです。
ただし、全ての商品が混合在庫に対応している訳ではありません。
混合在庫に出来ない商品や、利用条件については以下のAmazonセラーセントラルガイドラインをご確認ください。
すでに設定されているかも?
Amazonセラーフォーラムに、「いつのまにか混合在庫設定されていた」というかたの投稿がありました。
まずはご自身の在庫設定がどの様になっているのか確認してみると良いかもしれません。
確認の方法はのちほど解説します。
先程もお伝えしましたが、ぼくの推奨は混合在庫設定をOFFにすることです。
混合在庫のメリットとは?
Amazonセラーセントラルガイドラインにはメリットについて以下の通り記載がされています。
メーカーのバーコードを使用するメリット
■商品ラベルを貼付する必要がなくなることにより、在庫補充の短縮、ラベルの貼付ミスの減少、出荷コストの削減を期待できます。また、商品ラベル貼付サービスを利用している場合は、商品あたりの手数料を削減することができます。
■Amazonが戦略的に在庫を配置しますので、より迅速に購入者に商品を届けることができます。
■在庫に問題に対し適切に対処するために、Amazonの配送システムでは、プロセス全体を通して在庫商品の供給元を追跡することが可能です。
Amazonセラーセントラルから引用
上記ガイドラインから、セラーには以下の2点はメリットとなりそうですね。
- 商品ラベルを貼付する必要がなくなることにより、在庫補充の短縮、ラベルの貼付ミスの減少、出荷コストの削減を期待できます。
- 商品ラベル貼付サービスを利用している場合は、商品あたりの手数料を削減することができます。
Amazonで購入したお客様には迅速に商品が届くなどのメリットはありますね。
混合在庫のデメリットとは?
混合在庫を利用すると、自分が納品した商品がお客様に届かないことになります。
つまり、自分ではAmazonの規約を守って納品した物でも、他の出品者がずさんな商品管理をしていればそれがお客様の手元に届く可能性があります。
あなたのお店から購入した商品が実は他の出品者の混合在庫だったとしても商品に満足しなければお客様はあなたのお店に低評価をつけるでしょう。
また、他の出品者が偽物や商品コンディショをごまかして納品していたらどうでしょう。
Amazonでは、「在庫に問題に対し適切に対処するために、Amazonの配送システムでは、プロセス全体を通して在庫商品の供給元を追跡することが可能です」と定めていますが、返品対応やAmazonへの供給元の追跡依頼など業務は煩雑化すると思われます。
混合在庫はラベル貼付けサービスとは別物です
混合在庫とラベル貼付けサービスは別物です。
ラベル貼付けサービスとは、FBAに納品する商品1点毎手数料はかかりますがAmazonにラベル貼付けを依頼する事ができるサービスです。
商品ラベル貼付サービスの手数料について確認しておきます。
商品ラベル貼付サービスでは、大型商品については商品あたりの手数料が51円、小型/標準サイズの商品については商品あたりの手数料が20円、請求されます。
商品ラベル貼付サービスの概要はこちらをご覧ください。
混合在庫を解除しても、ラベル貼付けサービスは利用できますので大量の納品をする場合など活用すると良いと思います。
余談ですが、ぼくは以前ラベル貼付けサービスを利用していましたが、度々納品数が一致せずAmazonから指摘されるケースがありました。
最近はパートさんに納品を依頼している関係上、商品ラベルと在庫数の一致を確認してもらうためラベル貼付けサービスは使用してません。
なお、混合在庫はFBAラベルを貼らないため、上記の商品ラベル貼付サービスの手数料が必要なように感じますが、この費用はかかりません。
セラーセントラルに問い合わせをして確認してあります。
(特に秘匿性の高いものでは無いため原文そのまま掲載します)
質問:混合在庫の場合は商品ラベル貼付サービス手数料は必要でしょうか?
回答:混合在庫についてはメーカーのバーコードを利用しておりますため、商品ラベル貼付サービスはご不要でございます。
僅かな費用ですが、この点はメリットと言えますね。
混合在庫の解除方法
それでは混合在庫の解除方法について解説します。
①セラーセントラルにログインして右上の【設定】をクリック
②【FBAの設定】をクリック
③【FBA商品バーコードの設定】の【編集】をクリック
④Amazonの商品ラベルを選択し、【更新】をクリックして終了です。
【Amazonの商品ラベル】と表示されていれば混合在庫設定が解除できました。
納品済の商品が混合在庫か確認する方法
すでにFBAに納品した商品が混合在庫かどうか確認する方法について解説します。
「知らない間に混合在庫になっているかも」と感じている場合はこの手法で確認してみてください。
「X」からはじまるFNSKUがAmazonの商品ラベルを利用した在庫、「B」からはじまるFNSKUが混合在庫になります。
FNSKUを確認して混合在庫があった場合、Amazon商品ラベルサービスへ変更することをオススメします。
その理由は上記で述べた通り、デメリットが大きいためです。
変更するには商品を一度手元に戻さなければなりません。
その際に、自分が納品した商品が手元に返送されるのかどうか問い合わせたところ以下の回答でした。
実際にセラーセントラル上でやり取りした内容を掲載します。
(特に秘匿性の高いものでは無いため原文そのまま掲載します)
質問:例えば混合在庫に登録してしまった商品を手元に返送して再度混合在庫ではない納品プランを作成する際、返送される商品はセラーが納品した商品ではなく混合在庫の中から返送されるという認識でよろしいでしょうか。
回答:出品者様のご認識通り、混合在庫の返送については同一のバーコードが貼付された商品が返送されます。
出品者が最初にご納品した商品と同一のものではない場合がございますのでご了承ください。
一度混合在庫として納品されてしまうと、返品しても自分で納品した商品が返品にならない可能性がある、ということです。
いずれにしても、一度返送するなりして混合在庫ではない方法で納品したほうが良いと考えます。
まとめ
混合在庫のメリットやデメリットなどについて解説しました。
ぼくは上記のメリット・デメリットを考慮してデメリットが非常に大きいと判断し混合在庫は利用していません。
自動で混合在庫に設定されているケースなどもありますのでぜひ一度ご自身の設定を確認してみてくださいね。
この記事が参考になれば幸いです。
それでは、また!
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