以外に知られていない推奨使用期限切れ商品の販売方法についても解説しますので最後までご覧ください。
✔この記事の信頼性
この記事を書いているぼくは、せどりに出会い18年間勤めた会社を退社しました。
せどりを始める際に用意できた資金は3万円でした。
その3万円を複利で増やして長野という田舎に住みながら電脳・店舗仕入れを駆使して現在はせどりの収益メインで生活をしています。
せどり 推奨使用期限切れインクの販売について
インクには、【推奨使用期限】という使用期限が設定されています。
この商品の場合は2020年9月までとなります。
推奨使用期限切れが近くなってくると店舗やネットショップで割引されて販売されます。
推奨使用期限が切れた物でも全く問題なく利用できるので、自己使用する場合は安く販売されているものを使うといいですね。
過去に推奨使用期限が半年過ぎたものを使用しましたが、全く問題ありませんでした。
ぼくがこの推奨使用期限切れのインクを購入したのはAmazonです。
Amazonで推奨期限切れの商品を販売しても良いのか漠然と気になったのでセラーセントラルのテクニカルサポートに問い合わせてみたのですが、結論は【販売してもOK】という回答でした。
インクの販売ルールについて
知らずに販売してAmazonの規約に違反することがないよう、この記事を参考にしてみてください。
まず、Amazonでは食品などの賞味期限がある物については【要期限管理商品】としてFBA倉庫に納品する際には色々な決まりがあります。
食品など口に入るものは、賞味期限がとても重要視されます。
大前提としてこのマニュアルの理解が必要になります。
ではインクについてはどのようなルールがあるのか見てみましょう。
まずは、そもそもインクが【要期限管理商品に該当するかどうか】テクニカルサポートに確認したところ、以下の通り回答がありました。
- インクは要期限管理商品ではないので、食品のような納品の仕方をしなくても大丈夫(FBA倉庫に納品する際に段ボールに貼付する要期限管理商品を示す紙も必要なし)
- ただし、新品として販売する場合、納品の段階で使用期限が60日以上あることを確認してから納品すること
- 残り日数が45日を切ると自動廃棄となり、返送はできない
このような回答でした。
なお、商品ページを見ると使用期限が既に切れているにも関わらず新品でFBA販売している人もいまだに見受けます。
Amazonの正式な見解は上記の通りですが、実際には使用期限をAmazonが管理していないのか期限が切れても販売できる状態になっています。
ただし、これはAmazonの規約違反になりますので行わないでくださいね。
例えばこの記事の作成は令和2年6月ですが、出品されているインクの商品説明欄を見ると
「新品未開封品です。使用期限は令和元年12月となっていることをご了解の上、お買い求めください」
などと(一部文章は変更してあります)記載して販売しているセラーもいます。
もう一度言います、これは規約違反です。
では使用期限が60日を切った場合、どうすれば良いのか。
仕入れた商品はフリマサイトなどに出すほかないのか。
そこで、この件についてテクニカルサポートに問い合わせてみました。
- 推奨使用期限が45日を切るとFBA新品出品はできないが、自己発送であれば販売は可能
- 推奨使用期限が切れたとしても、それでも使用ができるのであれば自己発送で販売は可能
- ただし、期限が切れた場合は新品出品はダメ
このような返答がありました。
このことからインクの販売は以下のパターンに分けられます。
①推奨使用期限が残り45日になる前にFBAで売り切る
②残り50日を切ったらFBA倉庫から返送をかけて自己発送で期限が切れる直前まで新品として販売する
もしくは(個人的にはこちらをオススメします↓)
③残り45日以下になった商品はそのむねを商品説明欄に記入して【自己発送:中古ほぼ新品】で販売する
④推奨使用期限が切れたものはそのむねを商品説明欄に記入して【自己発送:中古ほぼ新品】で販売する
新品と中古品では、新品のほうが回転もよく高値で販売することができます。
ですが、お店によっては数百円で販売しているケースもありますので推奨使用期限が60日を切った商品だとしても、自己発送の送料も踏まえて利益が出るか検討してください。
推奨使用期限が切れてもAmazonで売る事自体は規約違反ではないことが分かりましたので、参考にしてください。
なお、この記事作成時点のAmazonの見解ですので、今後この見解は変わることもあり得ます。
どのような商品が安値で販売されるか
色々な店舗で割引されたインクを購入してきましたが、期限の半年前くらいの物から値下げ傾向にあります。
つまり、推奨使用期限が2020年12月までの商品なら2020年6月ころには上の写真のように30%から50%引きで販売がされることがあります。
過去1度だけ期限の切れたインクが破格で売られていたことがありますが、その後はあまりお目にかかる機会がありません。
おそらく期限が切れたものは店舗などで廃棄処分していると思われます。
狙い目の商品について
さきほどのワゴンのように数点しか商品が無ければ全頭すればよいですが、多数ある場合のリサーチのコツを解説します。
まずは【単価の高いもの】からリサーチします。
さきほどのワゴンでは【5色パック】からリサーチをします。
単色のインクでも利益を取ることが出来る場合もありますが、単価が安いため、割引されていてもそれほど利益は見込めません。
なお【互換性インク】リサーチしなくて良いです。
Amazonの純正インクの商品ページに互換性インクを出品している人がいますが、規約違反ですので辞めましょう。
実際に販売した商品
[小型] Canon 純正 インクカートリッジ BCI-381(BK/C/M/Y/GY)+380 6色マルチパック BCI-381+380/6MP
推奨期限が6ヶ月間あったので【新品】販売
仕入れ1,100円➜販売価格6,000円
同じく
[小型] Canon 純正 インクカートリッジ BCI-381(BK/C/M/Y/GY)+380 6色マルチパック BCI-381+380/6MP
推奨期限が30日+開封されていたので【中古:ほぼ新品】販売
仕入れ550円➜販売価格4,800円
商品説明欄に推奨期限切れであることや、もうすぐ期限が切れることを記入して、新品価格の10%程度安く出品すれば問題なく売れていきます。
まとめ
インクの推奨使用期限切れ商品の取り扱いについて解説しました。
- インクは要期限管理商品には該当しないが、納品にはルールがあるのでしっかり守りましょう。
- インクなどの消耗品は回転も速いし、複数個購入もあるので店舗に在庫があれば積極的にリサーチしましょう。
- 推奨使用期限が切れてしまってもAmazonで販売することは出来ます。
- 今後も納品の方法や規約については変更される場合があるので、わからない事は積極的にテクニカルサポートに問い合わせて都度確認してください。
これらの点を注意すれば非常に利益幅も大きい商品ですので、店舗で見かけたら見逃しは厳禁です。
それでは、また!
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